2018/12/01
スタッフブログ
苦手教科はなぜ出来る?
苦手教科ができるのには2つの理由があります。
1つには「わからない」という体験をしたこと。もう1つは「できない」という体験です。
授業がわからなくなると、自分一人だけ仲間はずれにされたような、ひどい疎外感を感じるものです。わからないことを言っている先生は、自分に向けて話してはいないし、ほかの生徒が答えているのを聞けば、ますます疎外感は強くなります。この気持ちを一度でも味わうと、「もうこの教科はおもしろくない」という気持ちになってしまいます。

また、テストで点数が悪かった、小テストが全然できなかった、そんな「できない」体験も、苦手意識を生みます。たった一回できなかっただけで、自分にはこの教科は向いていないんだ、と思い込んでしまうこともあります。

人間にはうまくいったことより、うまくいかなかったことの方が強く記憶されてしまう、という傾向があります(このことを心理学ではツァイガルニク効果と呼びます)。それは、何かをしようと思って行動したとき、成功すれば緊張から解放されますが、失敗すると緊張が残ったままになってしまうからなのです。そう思って過去のことを振り返ってみてください。うまくいったことより、失敗したことの方が、記憶に強く残っていませんか?

わからなければ、すぐに田島学習教室に来て、聞いてみてください。もしかしたらその授業より、もう少し手前でつまづいているのかもしれません。先生がわからない原因を突き止め、とことんわかるまで付き合ってくれます。
わかったら、つぎはできるようになる練習です。これもサポートがあるから大丈夫。
「わかった」「できた」という体験を重ねるたびに、その教科の苦手意識は消えていきますよ。